とらえ方を一瞬でひっくり返すリフレ―ミングという技術

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コーヒーブームのせいもあってか、コーヒーメーカーがどんどん賢くなっているようだ。あるオフィスにいったら、コーヒーが飲み放題だったので、待ち時間に一杯と思って、スイッチを押すが出ない。。。あれこれ押していたら、○○を交換してくれとか、○○が足りないといか、いろいろ言ってくる。どうにもならないので、受付の女性に操作を依頼。彼女もわからないのか、いろいろ操作をしていると、「あとからお持ちします」ということになった。こういう状況を見ていると、我々が便利においしいコーヒーがいつでも飲める機械が、いつのまにか、機械のために我々が機械のいわれたことをする時代になったんだなあと実感。アメリカではすでに弁護士業をするAI(人工知能)があって、それが要求するデータを入力するための弁護士がいるらしいが、それをコーヒーメーカーで実感した次第。ああ、こういう感覚なんだなーと。

さて、みなが便利と思うものをあえて不便ととらえましたが、半ばこじつけで今日は、とらえ方全く別物に変えることで、心象や身体感覚まで変えてしまうリフレ―ミングを取り上げたいと思います。

目次

  1. イントロダクション
  2. 今日のトピック。実践で何が得られるのか?
  3. ○○ってなんだっけ?
  4. 克服するために必要な3つ(7つ)のヒント
  5. 再度まとめ
  6. 実際のカウンセリングの場
  7. 逆説的考察
  8. エンディング

この状況を克服すると何が得られるのか?

  1. ネガティブな状況に振り回されなくなります
  2. ネガティブが好きになります
  3. 人生に対するあなたの態度が積極的になります

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頭が悪いから暗い?だったら頭使って明るくなれます。

それぞれについての解説

  1. リフレ―ミングのまえにフレーミングを知っておこう
  2. フレーミングとは人の物事のとらえ方と言い換えられます。
    例えば、「マトリックス」という映画を見て
    「近未来にコンピューターが人間を支配する世界における、人間とコンピューターの戦い」
    というフレームでこの映画を見る人と、コンピュータの進化に対してネガティブな感情や身体感覚を無意識の間にもったり、
    人類の将来を考えるときに明るい未来をイメージできなくなったりします。あるいはキアヌ・リーブスがコンピュータと戦う姿が無意識領域に根をおろして、人間の心底にある強さを信じるようになるかもしれません。このように、人は物事を身体感覚でとらえています。身体感覚は心象風景と密接にリンクしていますので、こういったイメージの力は決して侮れません。フレーミングはほぼ瞬時かつ自動に無意識領域で行われています。いわば、物事を見るために人がかけているメガネといえるかもしれません。このメガネを人はかならずかけています。裸眼でものごとを見ることは基本できません。しかし、メガネを変えるだけで、自分の心の中の感情が全く異なるものになってしまうぐらいに、その影響は多大です。

  3. リフレ―ミングすることでどんな効果があるのか?
  4. リフレ―ミングとはこの心象風景を変えることです。身体感覚は大きく分けると2つしかありません。快と不快です。だからリフレ―ミングによっては、全く同じものを見たり体験したりしているのに、以前と心象風景と置き換わり、置き換わることで身体感覚(感じ方や体に湧いてくるもの)が変わるのです。つまりとらえ方が根本的に変わるのです。さきほどの「マトリックス」という映画の例でいくと、例えば私の場合、
    「従業員という立場で働く人(コンピュータ支配された人)と、自立して生きるという人(コンピュータと戦う人)」
    というフレームでこの映画を見ました。そうすると、先ほどのフレーミングとは見ているものが全く異なります。これで見てしまうと、サラリーマンでいることがとても不安であり、恐ろしくなってしまいます。辛くても人間らしくい生きるためには自分で仕事をするしかないと、身体感覚がとらえてしまうのです。※あくまで例として記述しています。勤め人が不幸でみな会社を辞めるべきだとは言っておりませんのであしからず(笑)。

  5. 具体的にどうやるのか?
  6. もう、ものすごく簡単です。
    ただ、日常生活においてあなたの心がネガティブにとらえてしまったことを思いだしてみましょう。
    そして、以下にドリルを用意してみましたので、ぜひやってみましょう。これ以外にも様々な方法があります。

    1.180度真逆の言葉を言ってみる。

     あたる焦点がかわることで、ものの見方が変わります。
     私は勉強がものすごくできない
     ↓←180度違うことをあえて、無理やり、嘘だとわかっていてもやってみる。
     私は勉強がものすごくできる
     ↓←別の言葉でいうと・・・
     私は頭が良い
     ↓←最初と整合性があわないので、脳みそが無理やり整合性を取ろうとします。
     私は頭が良いのに、勉強ができないふりをしている
     ↓←つまり、言い換えると
     私は勉強ができないということを意図的に選択している

    2.ダジャレを言ってみる。

     だじゃれはおじさんたちの専売特許ではありません。大手企業や大手広告代理店が作成する広告にも使われていますし、平安時代においては社交と教養のために必要な技術でした。実は、リフレ―ミングにおいてはものすごく重要です。平安時代の貴族はこのことを知っていたのかもしれません。
     家の前に糞をしていく犬がいて、最初はいやいややると同時にイライラしていた
    「俺は毎日「運」を俺の手でつかみにいっているだ!」っておもったら、自分のほかの誰にもさせたくないぐらい率先してやるようになった。という方がいました。笑

    3.ものすごく誇張してみる。

     究極に追い込むことで得られる気づきがあります。
     私は勉強ができない
     ↓
     私はこの地球上で一番勉強ができない
     ↓
     でも、食えてるし、生活できているよな
     ↓
     そもそも、勉強ができることが今の俺に意味があるのかな?

    4.嫌味を言ってみる。

     嫌味はリフレ―ミングではありませんが、それまでネガティブしかわかなかった相手への思いが、ユーモアが湧き、許しの心が湧いてくるのです。相手への許しができると、それを許していなかった自分に気づき、そしてその自分を許せるようになります。あなたの気持ちが溶解するのを感じられるはずです。
     私の部下は頑固で融通が利きません
     ↓
     私の部下は一念をもっていてぶれがなくしっかりした芯を持っています。

    5.ずらす。

     例えばですが、結果ではなくプロセスに焦点を当てることが、ずらすの1つの手法です。
     彼氏のために生活態度を改めたり、言葉使いを見直したり、いろいろしているのに喧嘩ばかりの状況が変わらないんです。
     ↓
     彼氏との関係性を改善しようとして、問題を的確にとらえ、どうしたらよいか考え、そして行動できる力をもっている。結果がすぐに出なくても、いろいろ試行錯誤を続ける強さを持っている。

再度ポイントのまとめ

  1. リフレ―ミングのまえにフレーミングを知っておこう
  2. 人は物事を身体感覚でとらえている。
    その身体感覚と心象風景が密接にリンクしている。
    その心象風景がフレーミング。
    フレーミングはほぼ瞬時かつ自動に無意識領域で行われている。

  3. リフレ―ミングすることでどんな効果があるのか?
  4. リフレ―ミングはこの心象風景を変えること。
    心象風景は2つ持てない。かならず1つ。
    だから以前の心象風景と置き換わる。
    置き換わると身体感覚(感じ方や体に湧いてくるもの)も変わる。
    つまりとらえ方が根本的に変わる。

  5. 具体的にどうやるのか?
  6. 自動的にスルーしているものに気付く
    まず180度異なる表現をしてみる。
    (この時心に違和感があるもの、しっくりした感じが湧いてこないものはダメ)

カウンセリングでは

私はこれが大好きです。また非常に有効ですのでよく使います。とくにご相談に来られる方は悩みにとらわれていて、ネガティブな発想や思いの中をぐるぐる回っていて、そこから出られなくなっているケースが頻繁にあります。リフレ―ミングを用いることで、そこから一度出て、今の状況を眺めてもらうお手伝いをするわけですが、この時、ただネガティブシンキングの構造からでるだけでなく、ポジティブな身体感覚でそれを見られるようにも、リフレ―ミングをうまく用いることで誘導ができます。

逆張りを考える

リフレ―ミングをしすぎると、それは単に現状からの逃避だけになってしまうことがあります。リフレ―ミングのポイントは物事をいろんな角度からみることで、とらわれを振り払い、現実に対処できるようにエネルギーが湧いてくる状態にすると同時に、現実を見るから対処できる方法を思いつき、それを実践していくことにあります。逃げるだけのために多用することは危険で、これはポリアンナ症候群という名前がついています。ポリアンナは不幸な女の子なのですが、1日1つどんなつらい状況でもポジティブを見つけていくことを試みます。話としては美談なのですが、これをやりすぎると、単に無理やりやっているポジティブシンキングで、現実のつらさと対面しない人 となってしまいます。リフレ―ミングにも裏があるんですなあ。

出だしの続き。。。

で、ふと考えた。俺のやっている仕事も人工知能がやるんだろうな。その時人工知能の要求するデータや、機械のメンテナンスをやる爺さんにはなりたくないなあ。コーヒーの掃除をする受付の女性と自分がかぶって見えました。えへ。

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