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目次
- イントロダクション
- 今日のトピック。実践で何が得られるのか?
- それそれについての解説
- 再度ポイントのまとめ
- カウンセリングの現場では・・・
- 逆説的考察
- エンディング
この状況を克服すると何が得られるのか?
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
それぞれについての解説
- 名前で選んでしまった
- 稼ぎで選んでしまった
- やりたいことで選ぶのが正解
学校や会社を名前(社会的ステイタス)で選びませんでしたか?
「ハーバード大学だから留学する」
「東京大学だから行く」
「サントリーだから行く」
「アメリカの大学だから行く」
「東証一部上場だから行く」
名前で選ぶのは心理学的には、劣等感の解消行為にすぎません。
つまり、最初に自分は(あるいは親自身に)ダメだという感覚が無意識のうちにあり、
それを何とか手っ取りばやく解消したいという衝動があるのです。
その衝動を満たしてくれるものとして「ブランド」があります。
馬鹿扱いした親を、友人を、先輩を、先生を、親族を見返してやりたい!
ブランドは非常に手っ取り早く、この劣等感を解消してくれる「象徴」です。
手にした瞬間、その劣等感の解消していくさまは恍惚に値するでしょう。
しかし、それで劣等感が本当に解消してしまったら、その選んだ道を進む意味がそこにはあるのでしょうか?
そして、そこを進んでいくエネルギー(つまりやる気)を保てるのでしょうか?
人とは何かを本当に知りたくて哲学科に来た人、親を幼いころに無くした悔しさから医者になりたい人、
科学の実験が大好きで小学生のころからラジオやパソコンを作ってきた人、彼らと話が合うのでしょうか?
彼らと渡り合えるのでしょうか?彼らと競争して楽しいのでしょうか?彼らのようにワクワクできるのでしょうか?
また、その道に進んだというだけで、これまでの劣等感というのは本当に解消するのでしょうか?
劣等感というのは、
1.その価値観が非常に大切だという環境にいること、
2.その価値観において自分は合格基準に達していなかったこと
で発生します。つまり家が学校や模試での成績を重視する家にいて、
親が認める点数がとれなかったら、それは劣等感になりますし、
スポーツや音楽を重視する家であれば、そんなことは問題にならず、劣等感も生まれません。
通常、道を進んだことにより1は変わります。科学の道に行けば、科学をどんだけ愛しているか、好きか、そしてその世界での競争があります。
いままでの見返してやるだけのエネルギーで太刀打ちできるものではありません。
高い収入でことでその学部、会社、職種を選びませんでしたか?
「弁護士は稼げそうだから法学部にいく」
「給与が高いからこの会社に行く」
「人生楽できそうだからこの職種を選ぶ」
「将来性がありそうだからITに行く」
「位置と役割」と「自己重要感」の一致が幸せ
選んだ道というのは、得意か好きかどちらかでないと続きません。
嫌いで不得手なものは、まじめに取り組めないのでいつまでも上達しません。
苦手であっても好きであれば、努力を惜しまないので、上達するのは時間の問題です。
問題は得意なんだけれども好きでないというもの。得意なんだから確かに上手にこなせるのですが問題があります。
仕事は得意に対してお金を払うものですから、このケースはよくあることだと思います。
好きでないことを上手だといわれたり、評価されても、そこに魂の躍動感というのものがありません。
こなすことに気が向きにくいだろうし、それを分析したり発展させたりすることに楽しみが見出しにくい場合もあるでしょう。
(やりたいことが特になくてやっているのであれば、そこに楽しみややりがい(好き)を見つけるのが大事です。)
お金は手段→目的になると・・・
効率だけを追求するようになる
最低限満たせる質があればいいと思うようになる
別に人生の目的が明確にあって、お金をためているという場合は違うと思いますが、
なんとなくで今の仕事をしている内は、自分に対する自信はなかなかつかないのではないでしょうか?
再度劣等感の克服のためのお金
こちらは、先ほどの劣等感が混じっている人もいます。(お金で見返してやろうと思う場合ですね。いつも言っている通り、思っている場合は特に問題はないのですが、問題は、「思ってもいないけど、無意識ではそうなっている場合」です。)
不安の克服のためのお金
また、不安が混じっている場合もあります。お金のない不安ですね。
ここでのポイントはお金が、これらの問題をかならずしも解決するわけでない点です。
稼いでいる金額で自信(自身)を保っている人もいます。実際それで社会通念上の尊敬を得らる方も多いでしょう。
欲しいものをいつでも、価格を気にせずに買えるでしょう。でもそれは揺らぎのない自信ではなく、
稼いでいる金額という指標によって左右するものと言えます。
ちなみに、このことを話すと、やたらに説明したがる(稼ぐことや高い収益がいかに重要かを)人が多いですが、
この場合は逃避や防衛反応の可能性がありますので注意が必要です。
■この部分は推敲が必要
自信(自身)があるというのは、得意かどうかだということだけではなく、それが誰よりも好きなことなのか?が実は重要です。
今この瞬間を没頭できるか?他人がどういおうが関係ないか?(いい意味で無関心か?)格好悪くてもそれがやれるなら幸せか?稼げなくてもそれがやれるなら幸せか?
これに「位置と役割」が備わってくると、自己重要感が増し、幸せを感じる人になるでしょう。
でも、ここで多くの人がぶち当たる問題。。。
それは、「で、私のやりたいことって何?」「私やりたいことなんてない」ですが、それは別のページで。
再度ポイントのまとめ
- 名前で選ぶのは劣等感
- 年収で選ぶのは
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