イメージの力で不安や恐怖を解消する

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スターバックスで仕事をしている。スターバックスが好きなところの一つは朝早くからやっているところ。ここも朝7時からやっているので利用させてもらっている。電源もあるし、パソコンを頻繁に使う私としても申し分はない。場所と時間のせいもあって、お店はビジネスマンであふれている。私がパソコンのキーボードをパチパチ打っていると、ふと視界に太い半そでシャツの太い腕が入ってきた。ふっと見ると中年男性がまだ肌寒いのに半袖でいる。そして手元には、ゲーム機。そう、彼は早朝からこんなところにゲームをしに来ているのだ。そして私のステレオタイプイメージが一瞬にして湧く。肥満+不衛生+多数のデジタルガジェット+ゲーム+イズあってない服装=失業者。朝からいいのか、そんなんで? というわけで今日はイメージに力について語ります。

目次

  1. イントロダクション
  2. 今日のトピック。実践で何が得られるのか?
  3. 解説「イメージの力」ってなんだっけ?
  4. 具体的なやり方
  5. 再度ポイントのまとめ
  6. カウンセリングの現場では・・・
  7. 逆説的考察
  8. エンディング

この状況を克服すると何が得られるのか?

  1. イメージの大切さを知ることができます
  2. イメージは置き換えられることがわかります
  3. 苦手なもののイメージの書き換えに取り組め、解消へとつながります

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イメージは言葉以上にパワフルです!

それぞれについての解説

  1. イメージの力
  2.  人間は過去の記憶から成り立っています。この過去に集めた情報を元に反応が決まり、あとはそれを踏襲していきます。1回で決まってしまうわけではないですが、強い刺激があるとそのままそれが主流となり、弱いものでも初期に起こったものほどそれが主流となります。一度決まった流れが変わるのは難しいのはご存じの通りです。これはパソコンに例えることができます。体とDNAそのものはハードウエアということができます。そのハードウエアがどう動くかはOS次第ですが、これは乳幼児のころにほぼ決まります。そしてそのOSの上にいろんなプログラムが搭載されているわけですが、それに相当するのが幼少期を主体とした過去の記憶です。このプログラムに対し刺激という信号を受けると、どう対処するかの答えが返ってくるという自動運動をほぼ無意識におこなっているのが我々人間なのです。さてここでプログラムと呼んだ記憶のことですが、これはイメージのことです。イメージというとビジュアル的なことだけを思ってしまいますが、これは身体感覚(感情も含みます)とセットになっています。しかもこれはあなたが意識して感じられること以外の身体感覚も含まれます。たとえば、血糖値がどれぐらいかとか、心臓の脈がどれぐらいとか、血圧がどれぐらいとか、そしてその統合的な情報が1つのイメージとつながっています。イメージは身体の状態をマッピングしたものと言い換えることができるわけです。ですので、とあるイメージが湧き起こると、とある身体感覚が起動します。イメージを上書きできると、特定の対象を見るときに、その対象から湧き起こる身体感覚も変わります。実際、催眠療法の意味するところは、過去の記憶の書き換えです。過去に起こったことを、プラスのイメージに変えることで、今起こっていることの捉え方を良い方向に持って行こうとしているのです。また面白い話として、マレー半島の原住民、セマイ族は、見る夢を書き換えることにより、恐怖に対して前向きに生きていくことを取り入れていたそうです。マレー獏は悪夢を見ない―夢をコントロールする民族・セノイへの旅 大泉 実成

  3. 具体的なやり方
  4. 怖いと思っている対象を特定する。(怖いものを見たくなくて怖いといっているときがあります)
    逃げないでしっかりと対象を見つめ、同時に自分の中で湧き起こる微細な身体感覚を非常にゆっくりかつ非常に丁寧に観察する。
    恐怖をあなたに感じさせる対象物に、別のイメージを重ね合わせる。(どれだけ具体的か?がポイント)

    重ねるイメージは何でもよいのです。似ている動物でもいいし、特徴をデフォルメするのもいいし、映画や漫画のキャラクターに置き換えるのもいいです。あなたの気持ちが落ち着き、ユーモアや笑いがでてくるイメージがよいでしょう。

    ただし、ここでとっても重要な注意事項があります。それは、上書きするイメージは、自分の身体がしっくりくることが重要ということです。これは無意識というものは、あなたが心底信じられないものを受け入れることができない、つまり自分とっての嘘をうけいれることができないからです。体やおなかにしっくりこないものは書き換えるためのイメージとして使えません。また、気分が高揚しすぎるものもあまりよくありません。この時、頭だけが興奮しているのに、体がなじんでないことに気付かないケースが多いのですが、それはイメージの書き換えではなく、置き換えが起きているからです。書き換えは前のイメージが消去されていますが、置き換えは前のイメージを別のところに移しています。どういうことかというと、頭が手っ取り早く解決するために、見たくないものを頭の奥底にしまい込んで(抑圧といいます)、まったく事実からはなれたものを見ようとしている行為なのです。また、このワークを、対象から湧き起こる身体感覚を味わい尽くすことを避けてやってはいけません。これも抑圧を避けるためです。

再度ポイントのまとめ

  1. イメージの役割
  2. イメージは感情を含めた身体感覚と結びついている
    イメージが変わると、身体感覚も変わる
    つまりとらえ方そのものが変わる。

  3. 具体的なやり方
  4. 恐怖の対象の特定と、湧き起こる感覚の観察(しかしきわめて丁寧かつ時間をかける)
    別のイメージによって対象を書き換える(ただし、しっくりくるもの。早急な作業は置き換えにより抑圧を招く)

カウンセリングの現場では

しっくりくるものを探し出すのが重要。
人は瞬時に救われたいし、楽になりたいから、無意識が嘘をつく。
このさじ加減が実は非常に難しいがゆえに、われわれのような職業が存在するのかもしれません。
読んでわかれば苦労しない。私も文字だけで理解できるようになりたいし、伝えられるようになりたいのですが、結局文字情報は文字情報なのですよね。。。

逆張りを考える

私の仕事はイメージが大変重要ですので、映画をたくさん見るようにしています。
イメージもそうですが、イメージが結びついている身体感覚(感情を含む)とか、
単語と結びついているイメージとか、そういう結びつきを解いたり、新しいものと結んだりということをします。
でもこういうことをしていると、性格というものは、単なる思い込みということに気づき、
イメージに振り回されなくなる、イメージという力がどうでもよくなる。。。
ってことはイメージの力って別に重要でなないのかあ。。。

出だしの続き。。。

朝からゲームやっている彼の将来を案じる私はまだまだ、イメージの訓練が足らないのかもなあ。
どっかの御曹司で働く必要がなくて、趣味でゲーム開発していて、ゲームをテストすると同時に、市場も観察できるというので場所を選んだのかもしれないし。。。

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