家族で近所を散歩した。このあたりは、緑地保護区だったところが多いので緑が多く好きだ。でもやっぱり相続などの問題があるのだろう。少しづつ切り取って、その狭小地に5件とか10件の家を作って販売しているケースが多い。ぼーっと見ていたら声をかけられる。この辺の賃料で、ガレージ付きの戸建と23区の土地が手に入るという。たしかにその通りだけど。。。
目次
- イントロダクション
- 今日のテーマ
- それぞれについての解説
- 再度ポイントのまとめ
- カウンセリングの現場では・・・
- 逆説的考察
- 映画で考える心理学
- エンディング
今日のテーマ
- プレッシャーの正体を理解できます
- プレッシャーの問題に具体的に取り組むためのヒントを得られます
プレッシャー。使いようによってはあなたの宝になるあなたのエネルギーです。
それぞれについての解説
- プレッシャーの正体
- プレッシャーを打ち消すヒント
- 不安の正体を知っておきましょう
- 心配をやめましょう。
- 今この瞬間にできることにだけ、焦点を当て、あとは捨て去りましょう。
- プレッシャーの感じ度合いがどれぐらい変化したかを振り返ってみましょう。
プレッシャーの構造を理解する
プレッシャーの正体は、これから起こる未確定な未来に対して、
A: 「うまくいかないかもしれない・・・」
「うまくいかなかったらどうしよう・・・」
という、不安に駆られて、体が緊張してこわばったり、脈早くなったり、眠れなくなったり(浅くなったり)している状態。あるいは
B: 「うまくいくわけがない・・・」
と、失敗を決めつけて、恐怖に駆られ、不安に比べてその強さが一層増して、恐ろしく感じている状態
のいずれかを一般には指します。
Aの場合は、文言通りあくまで過程です。うまくいかないかもということは、言い換えれば、うまくいくかもしれないと思っているともいえます。むしろ通常であればうまくいくことなんだけど、想定外のことが起こったらどうしようか?という未確定の部分に心が焦点化し、執着(離れられなくてガムや餅のようにこびりついた)してしまった状態といえます。できるという部分や今という部分に光が当たっていないで、ただただ不安でいるのです。
Bの場合は、文言通り、100%失敗すると、心が決めてつけている状態で、こちらはうまくいくと思っている自分が存在していません。ですが、未確定の部分に心が焦点化し、執着してしまっているのは同じです。Aより深刻なのは、Bはより失敗のイメージが明確でかつ近い未来であることです。
必要であれば不安を取り除くワークに取り組んでみましょう。
心配することから強制的に離れましょう。
心配することが好き(あえてこの言葉を使います)で辞められないのであれば、以下を参考にしてみてください。
心配は失敗の確率を上げてもさげることはありません。
非生産的で意味のない心配をやめて、成功の確率が1%でも上がることに取り組みましょう。
ここまでをやっておくと、同じ状態が起こっても、だんだん速く、だんだん簡単に対処できるようになり、
プレッシャーへの耐性を少しづつ育てていけます。
再度ポイントのまとめ
- プレッシャーは、かもしれない未来に対する不安もしくは恐怖
- 不安とはそもそも何かを知る
- プレッシャーを「和らげる」ワークに取り組む
カウンセリングの現場では
ここで必要になるのは
あきらめる力
覚悟を決める力
です。未来を100%確実なものにしたいという欲望に対して、限られた時間内にそれを100%にするための課題ができないために、不安は起こるわけですが、そんなのははなから無理です。今の完成度と逃げずに真摯に向き合い、同じく残された時間を正確に計算し、身体や能力に極力無理のない範囲でできることを、同じく把握してそれに取り組むには、どうしてもあきらめる部分が出てきます。すがっていた希望の一部をきちんと捨て去ること。そして、残したやることと決めたことを何が何でもやると決めること。不安や心配が和らいで来たら、力が戻ってきます。その力でこういったワークをしたりします。
逆張りを考える
プレッシャーに対応する動詞って「打ち勝つ」ですよねー。これってとっても強い「意志力」を感じます。つまりプレッシャーはそれぐらいの気合がないと対処できないものだと一般的にはとらえられているっていうことでしょう。ですが、いつもこのブログに書いていますが、心理のネガティブワードって、リフレ―ミングによってポジティブにいくらでもひっくり返るし、ネガティブの力はどうせ強力で消えない種類の力なのだから、協力に変えてしまえばいいのです。たとえば今回のテーマの「プレッシャー」であれば、将来の失敗の可能性に焦点が当たっている自分のエネルギーの向きを、今この瞬間自分ができることに切り替えればいいのです。実は意思の力が必要なのはここの部分なんです。退治するのでなく、仲間にしようと考えてみましょう。
映画で考える心理学
「ビリギャル」は、副題のとおり、偏差値30台の女子高生が偏差値70台の慶応大学に合格するまでを描いた映画でTBSがメインで作成。テレビ局作成の映画があまりにも面白くないのがつづいていたので、はっきり言ってまったく期待していなかった。が、それが功を奏した。「ドラゴン桜」のような、受験ノウハウから人生の攻略を突きつけるものを勝手にイメージしていたのだが、母親と、一人の塾の先生という「大人」が本気で彼女の能力を信じることによって、1つの「無理」と周りが決めつける課題(慶応合格)に、前向きかつ純粋にきちんと向き合っていく主人公を描いたもの。その純粋なエネルギーに、それを信じらず、自分の果たせなかったプロ野球選手という夢を息子に半ば強制していて、娘はほったらかしだった父や、その犠牲になって自分に迷っている弟、そしてその教育方針で割れる夫婦が1つの家族として成長していく姿を描き、家族愛もしっかり描いている。
押しつけがましくない、こういったシンプルな愛が世の中にもとめられているんだろう。
まー、あんまり細かい心理描写を書いた話ではないし、映画の名作として残っていく感じもしないけど、本気でなにかにトライする姿や、それをとりまき本気でぶつかっていくことが世の中からなくなっているから、こういう映画が受けるのだろうと思った。
出だしの続き。。。
ローンは35年という。35年ってことは2050年かあ。って50年。普通の人は退職後にもこのローンを払わないといけないわけだ。しかも10年、20年間も。そのころまでには社会構造、経済構造が相当変わっているはず。それまでに仕事があるかがまずわからない。あったとしても、年金がもらえるかというと、それは人口とGDPが増えるのが前提で、すでに2015年の時点でこの前提はないから2050年には年金もらえないだろう。人口も9700万人になっている。のに労働人口は4000万人いない。そもそも日本にいられるかもわからない。うーん。不動産屋ってリスクを仲介する(まったく自分たちでとらないから)会社なんだなあ。真理は目にはみえないんだよなあ。